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週休3日が現実に?変わっていく働き方

知ってた?10月からの郵便配達

今月から、郵便局であるサービスが変わったのをご存じでしょうか?

それは、
【手紙やはがきといった普通郵便の土曜日の配達を休止】するというもの。

背景には配達員の負担が大きくなっていることがあります。

安定的なサービスを提供するために労働環境の改善が必要だった、ということですね!

私たちは当たり前のように土曜日も届けてくれると認識していましたが、月曜から土曜まで配達というのは大変ですよね💦

さらに郵便物の仕分け業務で夜間や深夜帯に勤務している方も多くいますから、メリットは多いのかと思います。

変更点などはこちらになります。

10月からの変更点

・手紙・はがき等の普通郵便、ゆうメールの土曜配達を休止

・速達や書留・ゆうパックは土日関係なく毎日配達、配達料金は10月1日から30~60円値下げ

また、普通郵便を配達する日数も半年ほどかけて段階的に1日程度伸ばすそうです。

郵便を利用する人は減少傾向にありますし、今回のサービス改定についてはそれほど影響は無いように思われます。

急いで届けたいという方は早めに送るか、料金が1割程度安くなる「速達」を利用するようにしましょう。

働き方が変わるならどれが良い?

ではここで、日本人の「働き方」について考えていきたいと思います。

現在は「週休2日制」が主流ですよね。

そんな中、徐々に「週休3日制」がメディア等で取り上げられ話題にのるようになりました。

自民党の会議で週休3日制が議論の対象になることもありました。目的は働き方の選択肢を増やすことにあります。

また、すでに「週休3日制」を取り入れている企業もいくつかあります。

その中でもいくつかのパターンがあるのですが、皆さんだったらどれを選びたいですか?

①労働時間が減るが基本給も減少

週休3日を選択した場合は、勤務日が4日になるが
基本給も2割程度減る

みずほフィナンシャルグループなど
②1日の労働時間を増やし休日を増やす

労働時間も給料もそのままで、1日の労働時間を増やすことで給料を変えずに休日を1日増やす

リクルートグループなど(1日の労働時間を30分増やし週当たりの休日を2.8日にした)
③労働時間は減らし、給料はそのまま

生産性を上げることができれば給料は変えずに休日を1日増やすことができる

日本マイクロソフトが生産性向上策とセットで試験的に金曜日を休暇にした

働く身としては、給料が変わらないまま休日が3日になるのがベストですが、そのためには会議の時間を削ったり、休日が増えても生産性を上げられるような取り組みを行わなければなりません。

給料が減ってでも自分の時間を増やしたい!思う方もいますよね。

週休3日制を取り入れることについて、働き手からはこんな不安もあります。

♦休日が増えるぶん1日の業務が大きくなる
♦給料が減ると、将来もらえる年金が減る
♦人件費削減のための制度ではないか

企業側にとって、働き手にとってどれがベストなのか、業種にもよりますがこれからまだまだ議論の余地がありそうですね。

週休3日制成功パターン

アイスランドでは2015~2019年に国を挙げて週休3日制の導入実験の実施をしました。

休みを増やすだけでなく給料も減らさないという取り組みで今年の7月に報告書がまとまりました。

アイスランドで2回にわたるこの実験では100の職場から労働者の1%に相当する2500人以上が参加しました。


その結果、
【生産性の低下は見られず、幸福度が上昇した】という結果に。


労働時間短縮によってどういう取り組みをしたかというと、

職場では会議の短縮や不要な作業の削減、シフトの調整など仕事の見直しが進みました。

労働者側はストレスや「燃え尽き症候群」が減り、職場での幸福度が上昇したとし、双方にメリットがあったことが実験で明らかになりました。

もともとアイスランドでは他の北欧諸国に比べて長時間労働の習慣が根強くあったそうです。


この実験から今後も週休3日の取り組みが継続しそうですね!

まとめ

週休3日制・・・多くの会社で現実的なものになったら個人的には嬉しいなと思います!

当たり前になったら3日でも少ない!と思うかもしれませんよね💦

増えた休日もどう使うかで変わってきます。

自分の趣味の時間に使うのか、スキルを身に着けるための「学び直し」の時間に使うのか、会社だけでなく個人でも考える必要がありそうです。


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