子どもを育てるのは3歳までが大事だとよく言われていますよね。
でも新生児期から幼児期の育児はとっても大変で、そんなことを考えながら生活するのは難しい!
今日は、どうして3歳までの子育てが大切と言われているのか、またその時期に親御さんに意識してもらいたいポイントを紹介します。
人の基礎は3歳で完成する

「三つ子の魂百まで」ということわざを知っていますか?
3歳ころまでに人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらない。という意味で使われます。つまり人の基礎は幼時に完成するということです。
そんなのことわざにすぎないって思いますよね。
でも、3歳ころまでの脳の発達は著しいということは科学的にも証明されていて、心とからだを動かす【脳は3歳までに約80%完成する】と言われているんです。
だから赤ちゃんがいちばん成長する『3歳まで』の時期の子育てがとても重要になってきます。
パパやママとどんな遊びをしたか、どこに行ってどんな経験をしたか、どんな話をしたか、その時パパやママはどんな表情をしていたかなど、赤ちゃんはすべてのことから無意識に学んでいるんです。
赤ちゃんって凄いですね!
たくさん話しかけてあげよう

3歳までの子育てで何を意識すれば良いのでしょう・・・
学びの基礎になるのは【言語能力】です。
それを発達させるためには『子どもにたくさん話しかけてあげる』ことがとっても大切です!
おむつを替えた時に「綺麗になったね!」「さっぱりさしたね!」とかミルクを飲ませた時に「お腹いっぱいになったね」お風呂に入れた時に「気持ちいいね」などその度ごとに話しかけることによって言語やその意味を知っていくんです。
絵本の読み聞かせなども良いですね♪
また、子どもの個性を伸ばすには
・子どものしたいときにしたいことをさせる
・必要な時に働きかけや援助をする
ということを頭に入れておきましょう。
子どもを成長させるのは難しくない

子どもの発達のために他にも日常生活の中でできることがたくさんあるんですよ♪
♦ほほ笑み返してあげる
遊んでいて、子どもが笑いかけてくることがありますよね。そんな時は笑顔を返してあげましょう!
ここで親が子どもに共感することで子どもが感情を共有することを学びます。
人の嬉しい気持ち、悲しい気持ちに共感することで思いやりのある子に育つんですね。
♦子どもを見守る
子どもは些細なことでもママの様子を伺っています。自分のやっていることが正しいのかを確認しているんですね。そんな時は無視をせず笑ってあげたり話しかけたりしましょう。危険なことはダメだと教えるのも大切ですね。次第に判断力がつくようになります。
ただ、干渉し過ぎは禁物!
たとえばある程度の年齢になると自分の身の回りのことを自分でできるようになります。着替えを一人でやりたがったり、トイレを覚えようとしたり。子どもがてこずっていて時間をとられるとつい手伝ってしまいそうになりますが、多少時間がかかっても待ってあげてください。子どもが助けを求めた時、親の出番です。
徐々に物事のやり方を覚えて成長します。
♦遊びの中で学ばせる
遊ぶことでも子どもはたくさんのことを学びます。こうしたら危ない、こうしたら楽しいと遊びながら知恵をつけていきます。パパやママも一緒に遊ぶことを楽しんでください。パパやママと遊んだ経験がのちに友達と遊ぶようになり人間関係を築くことができるんです。
まとめ

3歳までに人の基礎となる部分が完成されるということをお話ししました。
でも、それほど難しく考える必要はありません。子どもに愛情を持って接すること、たくさん話しかけたり教えたり、一緒に楽しんだりすることで子どもはたくさんのことを学びます。
また、個性や能力の基礎は作られますが、その後も更新されていくので3歳以降でも焦らず子供と接していきましょう!