先日、青信号で横断歩道を渡っていたら、車が急に左折してきて、危うくぶつかりそうになってヒヤッとしました 😥
どんなに気を付けていても、相手がルールを守っていなかったり、不運が重なれば事故に巻き込まれてしまいます。
また、自分が加害者になってしまう場合も考えられます。もし運転中に体調不良になればどうしたらよいのか?
今回は死亡事故・事件に関する話題です。
6人の死傷事故、タクシー運転手は脳卒中

とても痛ましい事故が起こってしまいました…
防ぐことは出来なかったのでしょうか…?
9月11日、東京・千代田区でタクシーが歩道に突っ込み、70代の女性が死亡、小学生を含む4人が重軽傷を負う事故が発生しました。
事故を起こした60代のタクシーの運転手は意識不明でしたが、12日に死亡しました。
《事故状況》
千代田区役所の前を通る片側2車線の直線道路、タクシーは信号が青に変わっても停止したままだったため、後ろの車がクラクションを鳴らしたところ、急発進し、道路脇を走っていた自転車をはねた後、歩道に突っ込みました。
歩行者を次々にはね街路樹に衝突してタクシーは止まりましたが、70代の女性が死亡し、9歳の小学生の女の子を含む男女合わせて4人が重軽傷を負いました。
運転手の死因は『くも膜下出血』
タクシー運転手の死因は「くも膜下出血」であることが分かり、警察庁は自己との関連を調べていますが、
事故直前に体調を急変させた可能性があるとみています。
タクシーのドライブレコーダーには事故の直前、運転手が意識朦朧とした状態になっている様子が映し出されていたということです。
亡くなった方の事を思うと言葉になりません…。
運転手は体調不良とのことですが、事故になる前に止まることは出来なかったのでしょうか…。
見逃しちゃダメ!異変のサイン

このような悲劇を避ける手立てはなかったのでしょうか。
タクシー運転手はくも膜下出血で亡くなったということですが、母親の証言によると持病は無かったそうです。
そこで、「くも膜下出血」とはどのような病気なのかを調べました。
40~65歳に起きやすい
くも膜下出血は、脳の表面を覆う膜の一つであるくも膜の下にある動脈が破れる状態のことです。
ほとんどが脳の血管が膨らむ瘤状の脳動脈瘤が破裂して発生します。
MRIやCT検査で発見しなければならず、普通の健康診断を受けても見つけることは不可能なのだそうです。
・頭をバッドで殴られたような強烈な痛み
・頭痛や吐き気
・意識を失う
くも膜下出血のサイン
発作が起きる際の前兆は、突然の頭痛やめまい、血圧の激しい上昇・下降などです。
また、目に異常が起きる場合もあり、物が二重に見えたり視力が低下したり、まぶたが下がって動かなくなる症状です。
他に、吐き気や意識低下、頭の中がモヤモヤした感覚も、くも膜下出血のサインです。
・高血圧の人は薬を服用して血圧を下げる
・塩分制限、お酒を控える
・タバコは危険
少しでも自分の体に異変を感じたら、運転中であれば車を寄せて停車するなどした方がよさそうですね。
このような不幸な事故が起こらないことを願います。
池袋暴走事故、判決結果

【池袋暴走事故】車による事件・事故のニュースを見ると、この事件が頭をよぎります。
この件に関して、判決が出ました。
2019年4月、東京・池袋で暴走する車にはねられ、松永真菜さんと娘の莉子ちゃんが死亡、するなど11人が死傷した池袋暴走事故に関して、
9月2日に禁錮5年の実刑判決を受けた飯塚幸三被告(90歳)は16日の控訴期限までに控訴しなかったため、
禁錮5年の実刑が確定しました。
事故当時88歳の高齢ドライバーだった飯塚被告は公判で「車に何らかの異常が生じ、暴走した」と無罪を主張していましたが、
東京地裁は事故原因について「車に異常があった可能性はなく、ペダルの踏み間違い」と認定しました。
事故で妻と子を失った松永さんは、「一言でいいから『自分の間違いでした」という言葉が聞きたかった」と話していました。
高年齢という理由で減刑にされるべきではないと考えます。
亡くなった娘さん、奥さんが本当にお気の毒です…。
まとめ
私事ですが、以前勤めていた職場の事務所に、車が突っ込むという事故がありました。
急いで救急車を呼んだのを覚えています 😯
運転手は高齢の男性で、なぜ事故に遭ったのか自分でも分からないようでした。
自分もそうですが、ある程度の年齢になったら、免許返納について考えてもらいたいですし、家族間で話し合ってもらいたいと思います。