共働き世帯が多いいま、子どもを産んだ後に頭を悩まされるのは子どもを保育園に入れるための「保活」ですよね。
でも、保活は出産してからではもう遅いかもしれません!
今回は、早めに準備した方が良い保活について詳しく紹介していきます!
保活は想像以上に大変!

「保活」は保育園入園の内定を得るための活動のことをいいますが、よく「保活は大変!」という話を聞きますよね。
実際、社会問題になっているほど待機児童は多く、希望する保育園に必ずしも入れるとは限りません。
早い人は妊娠中から保育園の情報収集をし、見学や申し込みを始めています。
それが結構大変なポイントなんですよね💦
認可外保育園は随時入園申し込みを受け付けていますが、認可保育園は受付開始日が決まっているため、それまでに情報収集や見学を済ませておく必要があるので、産休前なら仕事もしながら、つわりと戦いながら、保活もしなければなりません。
認可保育園に入園できなかった場合は育休の延長や二次募集、併願していた保育園に連絡など、次の行動にすぐ移らなければならないのでママは本当に大変!
だからママもパパも協力して取り組む必要があると思います。
知っておきたい保育園の種類

保活を始めるにあたって知っておく必要があるのは保育園の種類です。
保育園には「認可保育園」と「認可外保育園」があるのをご存じの方は多いと思います。
では、それぞれにどのような違いがあるのでしょうか?違いをこちらにまとめました。
一定の基準を満たし、都道府県が運営を認めた保育園
各自治体で決められた保育計画に沿って運営されているので園ごとの個性は見えにくい。
空き人数より申し込み人数が多い場合は点数による選考になる。
保育料は家庭の経済状況によって決まる。
認可外保育園
都道府県の認可を受けていない保育園
園の運営方針を自由に決めることができるので園によって個性が出る。
より幅広い家庭が利用できるが保育料は認可保育園よりも高い場合が多い。
《認可保育園と認可外保育園の違い》
認可保育園 | 認可外保育園 | |
設置基準 | 厚生労働省が定める基準を満たしている | 厚生労働省が定める基準を満たしていない |
補助金 | 国からの補助金あり | 国からの補助金なし |
保育料 | 各市区町村へ支払い | 園へ直接支払い |
無償化の範囲 | 【対象となる子ども】 | 【対象となる子ども】 ・3歳児から5歳児まで ・0歳児から2歳児までの住民税非課税世帯の子ども 【対象となる施設】 ・認可外保育施設 ・病児保育事業 ・一時預かり事業 ・ファミリーサポートセンター事業 |
保育料の面や、保育士の数がきちんと定められていることへの安心感から認可保育園を選ぶ方もいますし、「夜間や休日にも預かって欲しい」「仕事がフルタイムなので長時間預けたい」というママは認可外保育園を選ぶなど、家庭の考え方によってどちらを選ぶかは変わってきます。
安心して任せられる園か、子どもに合ってるかなど事前にチェックする必要がありますね!
妊娠中から始まる?!保活スケジュール

妊娠が分かったら始めたい「保活」ですが、生まれる月によって違ってきます。
認可保育園に入園するための代表的なスケジュールをまとめたので参考にしてみてください♪
♦産前から出産まで(4月~)
・自治体の情報を集める(申し込み方法、見学スケジュール等)
・勤務先に「就労証明書」を早めに準備してもらう
♦出産後~9月まで
・園の見学をし、希望順位をつける
♦10~12月頃
・ほとんどの自治体で申し込み受付が開始、保育できないことを証明する書類をそろえておく)
♦2月頃
・選考結果の通知が届く、3月頃に二次募集が始まる
このスケジュールは4~6月生まれのスケジュールになります。
7~9月生まれの人は出産と同時期に見学、出産前後に申し込みになります。
1~3月生まれの人は出産前に申し込みになります。自治体によっては出来ない場合もあるので確認し、他の一時的な預かり先も検討しましょう。
まとめ

いかがですか?
希望する保育園に入れるためにはとにかく早めの情報収集や申し込みの準備を始めることが必要になってきます!
妊娠が分かったあと、どのタイミングで仕事復帰するのかを考え、早めの行動をおすすめします。
そのためにも、認可保育園と認可外保育園の違いを確認し、どちらに入園させるのかを話し合う必要もありますね。
今回紹介した保活スケジュールを参考にしてみてください♪