子育ては誰でも大変で辛い事もあります。特にシングルマザーなどひとり親の家庭は大変だと感じる場面が多くなります。
子どもは可愛くて癒されるし楽しい、一緒に居ると幸せな気持ちになりますよね。
それでも様々な面で子育てに不安を感じるもの。
そんなシングルマザーを支える制度がたくさんあります。
そこで今回はシングルマザーの育児の悩みや世のシンママさん達はどのように悩みを解消しているのかを紹介したいと思います!
シングルマザーの悩み

まずはシンママさんたちがどんなことに不安を感じるのかを知りましょう。
シングルマザーの悩み
・金銭面での不安
・仕事と育児の両立
・子どもにイライラしてしまう
・ツラいことを相談できる相手がいない
悩みは色々ありますが、全て繋がっています。
ひとり親の場合、子育てをしながら働くという状況になるでしょう。
夫婦で家事や育児を協力して行うことができない、自分一人の稼ぎで子どもが独立するまでの学費や養育費をまかなわなければならない。
金銭面で不安を解消するにはフルタイムで働くしかありませんが、子どもの送り迎え、食事の準備や子どもの世話、その他の家事・・・
全てを一人でこなそうとしたら休む暇もありません。そうするとついイライラして子どもに当たってしまうこともあるでしょう。
何かあった時に相談できる相手や助けてくれる人が近くに居ないということも心細いです。
政府で行っている2015年の国勢調査では、一般世帯5300万世帯以上に対して、母子世帯がおよそ75万世帯(1.42%)、父子世帯がおよそ8.4万世帯(0.16%)いるそうです。
割合的には少ないのかな、と思うかもしれませんが世帯数を見ると決して少なくありません。
ひとり親で仕事をしながら子育てをしている人がこれだけいるんですね。
シンママが活用できる支援制度

シングルマザーの人は国や地域で行っている子育て支援制度を活用しています。
主な支援制度はこちらになります↓
・児童扶養手当
・医療費助成制度
・ファミリーサポート
・育成手当
・病児保育
・子育てボランティア
・子ども食堂
ますはひとり親の家庭が受給できる「児童扶養手当」。所得に応じて支援金を受給できる制度です。
一人っ子の場合だと月額10,120円~42,900円程度受給できます。
子育てを支援してくれるサービスは「ファミリーサポート」です。
これは自治体が有志を集って行っているサービスで、各地域のファミリーサポートに登録している人が代わりに保育園の送迎、留守番や子守をしてくれます。比較的低料金で利用できるので嬉しいサービスですね。
他にも自治体によってはシングルマザーになった人向けに
・公共交通機関の割引
・保育料の免除、減額
・水道料金の割引
・税金の減免
など、様々な制度が設けられているので自分の居住地の制度を調べるのをおすすめします。
両立するにはどうすれば良い?

様々な制度を利用して負担が軽減されたとしても、やっぱり大変だな、ツラいな、と感じることも出てくると思います。
たとえば家に居る時は家事と子育てをやらなけれななりません。
そんな時に乗り切るコツは
①家事を最低限にする
全ての家事をやらなければと思わなくて良いんです。その日できる最低限のものだけやりましょう。頑張り過ぎないで。
②食事は時間があるときまとめて調理→冷凍
疲れている時、仕事が遅くなった時は冷凍をチンすれば食べられるようにしておくと楽です♪
③子どもに手伝ってもらう
ある程度大きくなったら子どもに任せられる家事を手伝ってもらいましょう。
仕事と子育ての両立も大変ですよね。
シングルマザーは保育料の免除や減額されますし、待機児童の面でも多少優遇されるので活用しましょう。
それでも送り迎えが大変、間に合わないという方は親に相談する、または子どもを優先して職場を変えるなどの対策が必要になります。
一人で悩まないで!

ツラい、もう生きていけない。
今と未来への不安からこう思ってしまう人も多いそうですが、何かと不安がある中でも乗り越えて楽しく暮らしているひとり親は多くいます。
とにかく一人で悩み過ぎないで、頑張り過ぎないで、国や地域の制度やサービス、相談する窓口を活用して不安な気持ちを解消しましょう!