1歳から5歳くらいまでのお子さんを持つママやパパは、子どものおやつをどうしていますか?
「おやつ」と聞くと甘いお菓子を想像しますが、このくらいの子どもの場合おやつは意味合いが違います。
正しくは『捕食』といい、本来3食では摂りきれない栄養やエネルギーを補給するための軽食のことです。
小さいお子さんのママはおやつ(捕食)の与え方について悩む方が結構いるんです💦
どのようなものを食べさせたら良いか分からなかったり、食べ過ぎて夕食が食べられなくなったという失敗があったりします・・・
今回は、そんな子どものおやすについて知って得する話をしていきます!
1歳以降のおやつ(捕食)の大切さ

おやつは大人にとっては趣向品ですが、幼児期の子どもにとっては1日に摂取したい栄養素を補う捕食の役割があり、とっても大切なんです!
どうしてかというと、消化器官がまだ未熟で子どもが一度に食べられる量には限界があります。1日に必要なエネルギーを3食では補えないために食事以外に捕食の時間を設けて食べさせるのです。
おせんべいやケーキといったお菓子ではなくより栄養が摂れるものを食べます。
なので、幼稚園での捕食の時間には『うどん』とか『おにぎり』などのご飯が出てきたりもするんです。
知らなかったらちょっとびっくりしますね。
子どもが1日にどのくらいのエネルギー量が必要かというと
1~3歳未満 900~950kcal程度
3~6歳未満 1250~1300kcal程度
なので、3食でこの量をまかなえない分を捕食で補います。
幼児のおやつ(捕食)選びのポイント

何を食べさせたら良いか分からないという悩みがある方はこの点に注意して見ましょう!
②夕食までのエネルギー持たせるもの
③食事に響かないようななもの
おやつの時間は昼食と夕食の間の15時ころが目安です。(2回与える場合は10時・15時)
ですから夕食までにエネルギーを持たせられるものかつ、夕食に響かないようなものを準備する必要があります。
何を食べさせたら良いの?という方は身体を動かすために必要な炭水化物を中心としたもので考えましょう。
おにぎりやイモなどですね。
それに野菜類や果物、乳製品と組み合わせるのがおすすめです!捕食まで手の込んだものを作る必要はありません。野菜スティック、蒸したサツマイモなど素材本来の味が感じるものをあげましょう。

1日に必要なエネルギー量から考えると1日のおやつの量はだいたい200kcal前後です。
それをおやつにおすすめの食材で考えると
サツマイモ1/2本⇒約80kcal
バナナ1本⇒約80kcal
りんご1/2個⇒約80kcal
牛乳⇒120ml⇒約80kcal
ヨーグルト1カップ⇒約80kcal
おやつ(捕食)を食べさせる時の注意点

お子さんにおやつを与える際に気をつけてもらいたい点をお話しします。
・毎日決まった時間におやつを与える
・3食で不足しがちな栄養素を取り入れる
・砂糖たっぷりのお菓子、味の濃いものは食べさせない
・出すのは1度に食べる量だけ
まず、おやつの時間を決めずにダラダラあげると虫歯の原因になりますし、食事の時間にお腹いっぱいになります。
毎日おやつの時間を決めておくことでそれが習慣化して食べてくれるようになります。
また、1~2歳児の子どもは満腹感を感じるまで食べ続ける傾向にあるのでお皿に出すのは1回に食べる量を出しましょう。
朝食・昼食・夕食で足りない栄養素を補うように食材選びをすることが重要なのでお腹を満たすためだけにお菓子をあげるというのはおすすめできません。
まとめ
子どもにとってのおやつの時間ってとっても大切なものだったんです!
だからといってママが頑張って作る必要はなく、簡単に用意できるものを選びましょう。
その際今回紹介したことを参考にしてくれたら嬉しいです♪