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【音楽】J-POPとK-POPの特徴や違いを比較!人気は?世界で通用するのは?【韓国アイドル】

『日本のアイドルが好き!』

『韓国のユニットがカッコいい!』

皆さんそれぞれ好きな音楽があると思いますが、ポップスの本場アメリカの影響を受けて生まれたといわれる【J-POP】【K-POP】

日本にいる私たちにもなじみがありますよね♪

日本では今、日本のアイドルやロックの人気だけでなく韓国のアイドルグループも人気を博しています。

どちらもポップミュージックだけれどそれぞれどんな特徴や違いがあるのか、また世界からはどんな評価を受けているのか気になりませんか?同じくくりにされて比べられがちですが、実は色んな部分で違いがありました!

私も音楽が大好きでいろんなジャンルを聞きますが、音楽の歴史を紐解くとさらに興味深くなり、好きになりますよ♪

今回はJ-POPとK-POPの特徴や違いを徹底比較します!

・J-POPが好きな人
・K-POPが好きな人
・J-POPとK-POPの違いを知りたい人

「J-POP」と「K-POP」はこんなに違う!

「J-POP」と「K-POP」大きく分けてこのような違いがあります。

・影響を受けた音楽
・曲の特徴
・曲以外の特徴
・売り出し方
では順番に見ていきましょう。
影響を受けた音楽
「J-POP」洋楽のロックやフォークソング
「K-POP」アメリカのヒップホップやダンスミュージック、そして1990年代のJ-POPから影響を受けていると言われています。
J-POPは1988年に「J-WAVE」から生まれた言葉で、❝洋楽の間に流しても遜色がないような邦楽❞という位置づけでサザンやユーミンなどの曲をそう呼ぶようになりました。
K-POPにダンスやラップが多いのは最初に影響を受けた音楽がダンスミュージックやヒップホップだからなんです。また、90年代のJ-POPの形態を取り入れて勉強したともいわれています。
曲の特徴
曲の特徴も先ほどお話しした海外から影響を受けた曲の違いから変わってきます。
極端に言うと「J-POP」はメロディ重視「K-POP」はダンスやラップ重視です。
J-POPは日本人好みのメロディ重視で、特ガラパゴス化といわれるように日本独自の進化を遂げてきました。
日本人の多くが日本人の曲ばかりを聴いているんですね。それゆえ日本人に愛されるようなキャッチーなメロディ、分かりやすい歌詞の曲が多くなりました。
だから親しみやすさという特徴があります。
 
一方K-POPはグローバルに好まれるリズムや韓国語と相性が良いラップを重視しています。
そのためパフォーマンス力やダンススキルが求められるのが特徴です。
 
曲以外の特徴
日本はアイドルグループやソロ、デュオ、バンドなど様々な形態の「J-POP」が存在しています。日本独自の発展を遂げたため「J-POP」という大きな枠組みの中にも多様性があるんです。
「K-POP」で海外に進出しているアーティストは複数人で構成されたダンスグループがほとんど。ソロの歌手やバンドはあまりりないんです。
 
そして売り出し方にも日本の音楽と韓国の音楽では大きな違いがあります!
 

日本人好みのJ-POP、海外向けのK-POP

「K-POP」は海外でも人気ですよね!

BTS(防弾少年団)は2020年にリリースされたDynamiteがヒットしグラミー賞にノミネート、全世界に向けてパフォーマンスをするなど話題を集めました。

実はここもJ-POPとK-POPの違いでもあります。

「K-POP」ははじめから海外市場で戦うことを前提としているんです。

そのために優秀な人材を探し出し、歌やダンスだけでなく英語や日本語、中国語などを学んで韓国でだけ人気のアイドルではなく国際的に通用するアーティストとして育て上げています。国を挙げて育成に取り組んできたのです。

そのため基本的にK-POPグループは

・ビジュアルが良くアイドル性が高いメンバー
・歌もダンスも上手い(オーディションで選別したメンバーを数年かけてトレーニングさせてからデビューさせる)
・YouTubeなど動画をプロモーションに活用し世界に発信(MVをとにかくお金をかけてこだわる)

このような特徴があります。

K-POPではグループでも常にソロで歌い、合唱スタイルがないので個人スキルがかなり重要なんです。

「J-POP」は世界的に売り出すというよりもアーティスト個々がそれぞれの個性を出して日本人が好む曲をヒットさせています。
アイドルもファンと一緒に成長するような歌レベルが今一歩でも可愛らしい、愛嬌が良いグループも人気があります。

日本は米国に次ぐ世界で二番目に大きな音楽市場で国内向けの商売でまかなえていました。だからわざわざ海外向けに音楽を作る必要がなかったわけです。

韓国は人口が少なく日本と違って国内だけのビジネスだけでは利益が出ません。だから最初から海外でもヒットするような音楽を作っています。

だからよくJ-POPとK-POPが比べられ、優劣をつけられがちですがそもそものビジネスモデルが違うのでどちらが優れているとは言えないんですね。

日本人のアーティストも海外を視野に入れて活動

『海外からはJ-POPやK-POPはどのように見られているんだろう』

ちょっと気になりますよね!

実はどちらも海外からはそこまで・・・といった印象です。

J-POPは日本でのマーケットが主流ですし、K-POPは洋楽に寄せ過ぎているため市場が大きいところだと薄れてしまうんですね。

ですが、K-POPだとたとえばBTSはレベルの高いパフォーマンスでYouTubeなどで動画再生回数が爆発的に伸びていたり様々な洋楽アーティストでもコラボしていたりと注目を浴びています。海外でもファンが多くいます。

J-POPは海外では珍しい印象から海外からも熱狂的なファンが存在したり、80年代の音楽が今になってブレイクしたり、日本のアニメが人気であることからアニソンから入ってくる方も多いです。

日本人は海外を視野に入れて活動しないのか?と思う方もいますが、実際に海外市場に進出したいというアーティストも存在します。

日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi project」から誕生したガールズグループ「NiziU」はプロデューサーのJ.YParkが「NiziUを世界で活躍できるアイドルに育てる」と言及していますし、姉妹グループのTWICEは海外でも評価が高く、日本人メンバーも存在しています。

またジャニーズJr.のグループTravis Japanが世界に通用する歌のスキルとダンスを学ぶために米ロサンゼルスに留学することを発表しています。

世界で通用する技術を身につけて海外進出を視野に入れていることがうかがえます!

今後のJ-POPやK-POPの海外での発展にも注目したいですね!

まとめ

J-POPとK-POPの特徴や違いの比較を紹介しました!

比較して分かることは
・J-POPは日本人に好まれる曲を作っている
・K-POPは海外に通用するような曲を作っている

このような違いがあるということです。

海外に進出しているから優れているわけでも市場規模が大きい母国で売れているのが優れているのではなく、それぞれに良さがあります。
最初はK-POPが90年代のJ-POPからも影響を受けていたことや、K-POPアイドルを目指す日本人も増えてきていることもとても興味深いです。

様々な違いが分かったところで実際にK-POPやJ-POPそれぞれの曲を聴いて比べてみるのも楽しいかもしれませんよ♪

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