母親に比べると、どうしてもうまくいかない父親の育児。
赤ちゃんの世話に手を焼いているパパは少なくありません。
子育てが苦手なパパが得意になるためにはどうしたら良いか、考え方をお教えします!
赤ちゃんが「パパ好き」になるには?

赤ちゃんのお世話をするのが苦手なパパの中には、「赤ちゃんが何を考えているのが分からない」という気持ちがあるのかと思います。
赤ちゃんは言葉を話すことが出来ないので泣いて伝えます。
例えば赤ちゃんのお世話を任されたパパが、赤ちゃんが泣き叫んだ時におしっこやウンチをして泣いているのか、お腹が空いて泣いているのか、他の理由で泣いているのか、それを把握出来なくてオロオロしてしまいます。すると、さらに赤ちゃんが泣いてしまい手に負えない状態に・・・
そうすると赤ちゃんの方も「パパと居ると楽しくない」「ママの方が良い」という感情になってしまって、パパと居る時はいつも泣いてしまう「パパ嫌」赤ちゃんに・・・!
赤ちゃんが「パパ好き!」になってもらうにはどうしたらよいのでしょうか?
赤ちゃんに関心を持つ
子どもに無関心のパパはそれがお子さんにも伝わってしまいます。
ママの方が育児する時間が長い場合、赤ちゃんはより長い時間一緒に居るママの方に信頼を寄せます。
仕事で家に居る時間が多く持てない男性も多くいると思いますが、「育休」をとったり、できるだけ赤ちゃんと居る時間を大事にしてください。
また、長く一緒に居れないぶん愛情をたっぷり注いであげてください。
ママとは違う遊びを
もともと男女の違いはたくさんあります。育児にも違いがあります。
例えば子供との遊び方の傾向もこのような違いがあるんです。
・おもちゃを使った遊びが多い
・パターン化した遊びが多い
・分かりやすい遊びが好き
・体を使った遊びが多い
・毎回違った遊びをする
・予測できない遊びが好き
赤ちゃんが「パパと一緒に居るのが楽しい」と思わせるにはママとは違った遊びを取り入れてみるのがおすすめです♪
男性は予測できない遊び・毎回違った遊びをする傾向があるので、赤ちゃんは毎回、ドキドキやワクワクといった感情が芽生えます。
パパとしかこの遊びはできない!と思わせられたらパパと一緒に居たい、パパが好き、と思います。
だから、ママと同じことをしなきゃ!と思わなくても良いんです♪
ママだけじゃない「父子手帳」がある!

妊娠すると、ママは母子の健康状態を把握するための母子手帳をもらいますよね。
それに対して「父子手帳」というのが存在しているのを知っているでしょうか?
全国的にはあまり浸透していないのですが、父子手帳は各自治体が自主的に発行や配布をしているものです。
母子保健法で交付が定められている母子手帳とは違い、父子手帳の目的は『父親の育児への積極的な参加を促す』というものです。
どのような内容が掲載されているかというと、それも自治体によって異なりますが
・胎児の月齢ごとの発達について
・母親の月齢ごとの心身の変化について
・妊娠中や産後に父親がやるべきことについて
・各種届出や手続きについて
母親の妊娠から出産まで、そして育児についてを父親が詳しく知ることができます。
オムツを交換したり、ミルクを作ったり、沐浴などもパパは初めてのことばかりで戸惑ってしまいますよね。
でも、父子手帳を見ると細かな作業手順が記載されているので知識を得ることができます。
子育てが苦手に思ってしまうパパでも父子手帳を持つことによって自信を持つことができるのではないでしょうか。
父子手帳は自治体によって名前が違っていますのでHPなどでチェックしてみてください♪
ちなみに内閣府からもこのようなブックを公開しています↓
まとめ

パパが持つ子育てへの苦手意識がなくなることで、ママのサポートや育児への積極的な参加が期待できます。
長い期間をかけて赤ちゃんをお腹の中で育てた母親と違い、父親は子が生まれた瞬間に親になります。
はじめのうちは赤ちゃんの感情が読めなくて困ってしまったり、戸惑ってしまうことで苦手意識を持つかもしれないですが、誰もが同じ経験をするので不安に思う必要はありません!
赤ちゃんに愛情を持ち、接する時間を増やすことで段々と苦手意識は無くなっていきます。
ママとパパ協力して子を育てていってくださいね。