「地震で家具が倒れてきた」
「地震で食器が全部割れて悲惨・・・」
地震が起きるとこのように命に別状はなくても物が倒れてきてケガをしたり、大切なものを壊したり、様々な被害が考えられます。
前回の記事では緊急時にこれだけは準備して欲しいものを紹介しました。
今回は災害のための保険と事前に家の中で備えておくべき地震対策グッズを紹介します!ざまざまな商品を比較し、おすすめのものを集めました。
この記事を読めば災害が起きた時でも手間取ることなく冷静に行動ができるようになります。ぜひ最後までご覧ください!
【知ってた?】保険請求には写真が必須!

地震保険は火災保険とセット加入するものですが、2011年の東日本大震災以降、加入者が増加傾向にあるそうです。
地震保険が対象になるのはこのような場合です↓
・地震の振動により倒壊、破損
・地震の振動によりストーブが転倒し生じた火災による焼損
・地震による津波によって生じた流失、倒壊
・地震の結果生じた土砂災害による流失、埋没 など
損害の「程度」によって受け取れる保険金の額も変わってきます。
全損の場合⇒地震保険金額の100%
大半損の場合⇒地震保険金額の60%
小半損の場合⇒地震保険金額の30%
一部損の場合⇒地震保険金額の5%
全損というのは建物の時価額の50%以上になった場合、もしくは焼失・流失した部分の床面積が建物の延べ床面積の70%以上となった場合です。
保険の請求方法は
①調査員による訪問
②書類による損害の自己申告
になります。大規模な地震の場合、被害が広範囲のため調査員の派遣が遅くなり保険金の受け取りが遅くなることも多いです。
自己申告の場合は自分で撮影した写真を損保会社に郵送します。保険会社としてもどの個所にどの程度損害が発生したか証拠として知らなければならないので【保険金請求に写真は必須】と覚えておきましょう。
その際に撮るべき写真は
・表札や建物名が分かる看板など
・被害を受けた建物や家財の全体を撮影した写真
・損害を受けた個所の状況が確認できる写真
修理業者に撮ってもらうのでも良いのでいろんな角度からハッキリした写真を撮りましょう!
地震の時でも安心なグッズ

大切なフィギュアを守れるアイテム
数日前に福島県沖で発生した地震では大きく揺れ、様々な被害がありましたが家庭での報告ではこのような光景が目立っていました。
地震から一夜経ちました
フィギュア棚です
2枚目が元々の棚の様子です
酷いですねこれは pic.twitter.com/866YqB8VHD
— Cyclone(ROAD OF HOBBY) (@chaserjokertoy) March 17, 2022
まあ、、、、、
そうなるよね、、、#地震 pic.twitter.com/lNYZllNkBn
— youngjijii@絵のお仕事お待ちしてます🐱📚 (@youngjijii) March 16, 2022
悲惨ですね💦大切にコレクションしていたフィギュアが地震によって床に落ちたり破損してしまったり・・・((+_+))大事なものほどショックが大きいです・・・
でも無事だった方はこのような工夫をされていました。
フィギュアコレクターの同志たち…❗️
毎回大地震がくる度に言ってるけど、ミュージアムジェルと耐震用の突っ張り棒はマジで有効だから買い切りの保険と思って使ってくれ〜❗️ pic.twitter.com/DjtoDtWGKK— き く ら げ (@kitami_kurage) March 16, 2022
アイガーツール ミュージアムジェル
tおり博物施設用に開発された透明なゼリー状の粘着剤で何度でも使用できます。ジェルを適量とり丸めて、固定したい物の底に取付けて製品を置き30分押さえつければOK!
完全固定するものではありませんが、地震があった時に総崩れして悲惨な状況になることが防げます!
他にもコクヨのひっつき虫や、耐震ジェルマットが人気です。
また、開き戸ストッパーがあることでフィギュア以外にも食器棚から食器が落ちてくることを防げます。
家庭につっぱっり棒は必須!
東日本大震災では倒れてきた棚や冷蔵庫など大型のものの下敷きになって身動きが取れなかったケースが多くありました。そういったことから自宅から外へ出られず助からなかった方もいらっしゃいます・・・。
物が倒れるのを防いでくれるのはつっぱり棒などの耐震グッズです!一度固定すると外す必要もないので一生使えます。100均にもつっぱり棒は販売されていますが、値段より耐久性に優れたものを選んだ方が将来性を考えてもコスパが良いです!
特に高齢者がいるご家庭、一人暮らしの方にはつっぱり棒は絶対にあった方が良いです!
完全に倒れないようにするまではいかなくとも数秒地震に耐えられるだけでも安全な場所に避難できます。
アイリスオーヤマ 家具転倒防止棒
東日本大震災にも耐えたアイリスオーヤマのつっぱり棒は商品レビュー4.3の高評価!
家具の上部と天井との間に設置して家具を上下方向に固定するものです。
地震が多い地域にお住まいの方は高強度の家具転倒防止器具がおすすめです。
高齢者がいるご家庭は階段で滑り落ちてケガをすることも想定されるので滑り止めや置くだけの滑らないマットがあれば良いと思います。
地震でテレビは壊れやすい
高額な4Kや8Kテレビ、もし地震で倒れて壊れてしまったらショックですよね💦
テレビ台の上にテレビを乗せているだけの方はご用心!
テレビの地震対策としてはベルト固定タイプの耐震グッズがおすすめです!
QBeau 地震対策ベルト
液晶TVとTVラックを固定することで、地震などによる液晶TVの転倒を防ぎ、落下によるケガを防止する転倒防止ベルトです。
地震に限らず、小さいお子さんがいる家庭は叩いたりして転倒するのを防ぎます。
倒れないテレビスタンドもおすすめです!
まとめ

東日本大震災を経験して思ったことは『事前の災害対策がとても大事』ということです。
地域によっては地震が多かったり、津波の危険性があったり、大雨で浸水したり、大雪で埋まったり・・・
暮らしている以上どこに居ても何かしらの自然災害を受ける可能性があります。
災害が起きてからでは遅いです。
自分や大切な人を守るためにも災害対策を行いましょう!
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