「子どもにはこういう風に育って欲しい」
「将来こんな大人になって欲しい」
子どもを持つ親はそんな期待を自分の子に持ったりしますよね。
将来のことはその年齢になってから教えていけば良いと思っていませんか?
もしかしたら、遅すぎるかもしれません・・・。
3歳くらいまでの子どもの育て方が後の人格を形成するのにとても重要だということを知っていますか?
赤ちゃんは生まれてから物凄いスピードでどんどん成長していきます。
子育てが初めての場合は右も左もわからず、理由もわからないのに突然泣き出す赤ちゃんに戸惑ってしまい、うまく対応できないことが多いです。仕事や家事など他のことでもいっぱいいっぱいになっていると、あっという間に時間だけが過ぎていきます。
その間にも子どもの脳はどんどん色んな刺激を受け続けているので、親がいろんな角度から教えてあげることがとても重要です!
今回は子どもが生まれる前から絶対にやって欲しい子どもへの接し方をお話しします!
この記事を読めば妊娠中から幼児期までに行えるママやパパができることを知ることができ、子どもの脳の形成に役立ちます。この時期の子どもへの接し方が大人になってからにも関わってくるのでぜひ最後までチェックしてください!
3歳までに脳が8割完成するからそれまでの育て方が大事

「脳」は心や体を動かすのにとても重要な役割を果たしますが、実は3歳までに脳の約80%完成するのです。
脳は胎児のときから作られているので、ママのお腹の中にいる時から3歳までにその子の脳がほぼ出来上がっているということになります。
もちろんその後の育て方によっても変わりますが、胎児期から3歳までの育児の在り方がその人の性格や知能、運動能力に決定的な影響を与えるのです。
端的な言い方をしてしまうと親や家族、その他の人たちとの経験が子どもの発達に影響して、将来学校で良い成績を残せるのか、人格者になるのかが左右されるのです。
妊娠中からやっておくと良いこと

先ほど「3歳までの育て方が大事」と言いましたが、その頃に勉強をさせたり一生懸命難しい言葉を覚えさせたりする必要は全くありません。
【脳に刺激を与える】これが重要になります。
脳内には情報を処理する神経細胞、ニューロンが数百億個あります。何かを見たり、聞いたり、触ったり、そのような五感による【刺激】によってニューロンを繋ぐ「シナプス」がつくられ、そこから様々な情報が伝達されていくのです。
お腹の中にいる時から脳が作られているという話をしましたが、よくママやパパがお腹の中の赤ちゃんに話しかけたり、音楽を聴かせてあげたりするのが良いと言われるのはそのためなんですね。
妊娠中にもぜひやって欲しいことを紹介します!
①毎日歌ってあげる
赤ちゃんは産ませた直後からママの声を認識できると言われています。ママの声で毎日歌ってあげることで赤ちゃんの心や精神が満たされます。
②クラシック音楽を聴かせる
ピアノやバイオリンの音はアルファ波が出やすいとされていて集中力や記憶力の向上、免疫力のアップの効果が期待できます。育能効果もあると言われる「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や赤ちゃんも喜ぶ「きらきら星変奏曲」もおすすめです!
③読み聞かせ
お腹の中の赤ちゃんに語り掛けるイメージで将来子どもに読ませたい絵本やママの好きな本を優しく読み聞かせましょう。ママも赤ちゃんもリラックスする効果もあります。
難しいことは全く必要なく、ママも赤ちゃんもリラックスする気持ちで試してみてください♪
3歳までにやって欲しいこと&やってはいけないこと

まず、絶対にやってはいけないことは世話を焼きすぎること、親の価値観を子どもに押し付けたり何でも「ああしなさい」「こうしなさい」と指示を出し親のレールの上を歩かせようとする過干渉な行為です。
特に幼い子どもの脳は自分で考えて行動すること、経験することで様々なことを学びます。親が何で持ってあげたり指示を出し過ぎたりと干渉し続けると子どもの脳は十分に成長できず、理解力や集中力だけでなく人格的な部分にも影響してしまいます。
じゃあどうすれば良いの?と思う方は子どものサポート的役割をしてあげましょう!下記のことを気をつけると良いです。
・子どもの話を受け流さず聞いてあげる。
・失敗は責めない。どうしたら良かったかを一緒に考える。
・好奇心を尊重して一緒に調べる。
・何でもやってあげるのではなく、子どもがやりたがったらやり方を教えてあげる
他にも3歳までの育児ではこのようなことを取り入れてみましょう!
♦身体を使って遊ばせる
頭で理解するよりも経験によって理解することで身体や脳が発達するのが早くなります。公園での遊具、ボールを使った遊びなど思い切り身体を動かすことで子どもの運動経験が積まれ、身に付いていきます。
♦ママやパパ自信が色んなことに興味を持ち関わりを持つ
生まれたばかりの赤ちゃんは自分の傍にいるママやパパの興味をきっかけに脳の回路網を発達させます。赤ちゃんへの声掛けやスキンシップはもちろん、周囲との関係性を築くことで子どもも接し方を学んでいきます。
♦脳に刺激を与えるおもちゃで遊ばせる
見たり聴いたり触ったり、そのような五感を刺激する遊びで多くのことを学びます。おもちゃを与えるのは主に両親なので、脳の発達に役立つおもちゃを選んであげましょう。
子どもの脳の刺激に役立つおもちゃ3選

先ほど3歳までの育児に「おもちゃ」が有効とお話ししました。
でも、数多くある中から脳の発達に役立つおもちゃを選ぶのは難しいですよね💦
そこで赤ちゃんの五感を刺激し脳の発達に役立つおすすめのおもちゃを紹介します!遊びながら自然と学んでおくのでぜひ遊ばせてみてください♪
①シンプルながら無限の可能性を持つ「積み木」
積み木はシンプルな作りながらも遊び方も自由で無限にあり、学びも無限大です!
ランダムに積んだり並べたりするところから、自分の頭で考えた形をできるだけ正確に作ろうとします。
知育効果としては、
集中力・想像力・創造力・空間認知力・論理的思考力・形態認知能力・数的能力 が養えます。
初めて積み木遊びをさせたいのであれば、「はじめてのつみき RING10 積み木の王国」がおすすめです。
1歳から4歳以降まで長く使えて、積む、崩すだけでなく棒通し、紐遠し、バランス遊ぶなど、遊びも40パターンもあるので年齢によって様々な体験をされることができます。しっかりとした作りなので小さいお子さんでも安心・安全につかえます。
②手先が器用になる「パズル」
平面や立体など様々なタイプがあるパズルは、知育教材としても注目されています。
自分で考えて答えを足出す力を育むことに適しています。
知育効果は、
集中力・記憶力・論理的思考力・色彩感覚・形態認知力・手先の器用さ があります。
「知育でステップ ぱずるボックス」は、形と色を変えた16個のブロックを透明なボックスにはめて入れる立体型のパズルです。他にもメロディが鳴ったりと五感に刺激を与える要素がたっぷり!
ボックスが透明なのでパズルを入れたらどうなるかを視覚によって自分で知ることができます。
③赤ちゃんも喜んで遊ぶ「コップ重ね」
コップ重ねは掴む、握る、押すなど全身運動を学ぶことができるおもちゃです。うつ伏せ姿勢やお座りの状態で腕を動かす遊びはインナーマッスルや手のコントロール力も養えます。
興味を示し出したら1歳になる前から遊ばせることができます。
知育効果は、
発想力・集中力・手先の器用さ・色彩感覚・形態認識力・数的能力 です。
コップ重ねといえばコンビがコスパが良くおすすめです!
「コンビ コップがさね」は6~7ヶ月の赤ちゃんも喜ばれるほど人気商品で、積み重ねたりはまだできなくても転がしたり、倒したりして遊んでくれます。コスパも良いので気軽に取り入れやすいです!
まとめ
いかがですか?
3歳以降の育児が無駄だというわけでは決してありませんが、脳が形成される3歳までに子供にどう刺激を与えるかでその後の発達にも影響してきます。
上手に話すことができない赤ちゃんの時期でさえ、子どもは色んなことを吸収し、学んでいるのでお話ししたり、触れ合ったりする時間を大切にしましょう。
おもちゃも遊ばせながらも子どもの脳の発達を手助けする役割があるのでどんどん遊ばせましょう!今回紹介したおもちゃもぜひ使ってみてくださいね♪
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