新型コロナウイルスが未だ収束のめどがたっていない中で、子どもも母親も非日常にさらされ不安に思っている家庭も多いでしょう。
徐々に日常生活を取り戻しつつあったものの、オミクロン株による新規感染者数の急増で再び外出自粛の流れになってしまいました。
コロナによってお子さんやママがどのような影響を受けるのか、そして有効な解決手段はあるのかをお話ししたいと思います。
コロナによる生活環境の変化

私たちは日々、コロナに関する様々な情報を目にしたり耳にしたりしまうよね。
それだけでも、結構心に負担がかかっているんです。
特に小さいお子さんがいる家庭は自分だけでなく子どもも感染してしまうのではないかと不安になります。
他にも
・職場の業務形態が変わった
・経済面が心配
・子どもや夫が家に居る時間が増えやることが多くなった
・子どもを預ける場所が見つからない
・運動不足になった
こんなことから大人は精神的ストレスを感じます。
疲れたな、と思ったら一度立ち止まって自分自身をチェックしてみましょう。
大人だけでなく、子どももそうです。
小学校では多くのクラスで給食の時間、誰とも会話をしないで食べています。
休校になったり、保育園や幼稚園が休みになったりします。
運動会などの大切なイベントが相次いで中止になっています。
そして学校や園が休みの日でも外出自粛の流れで遊びに行けないというストレス。
こういったものがいくつも積み重なって大きなストレスに感じてしまうのです。
子どものコロナによるストレス

コロナに感染しなくとも、子どもはコロナによる非日常へのストレスを感じています。
そして自分でも気が付かないうちにストレスが精神的、身体的に影響を及ぼす恐れがあります。
以下のようにお子さんにいつもと違う変化がないか気にかけてみてください。
○身体面での変化
・眠れない
・頭が痛い
・お腹が痛い
○生活面での変化
・よく泣く
・落ち着きがない
・食欲が減る/増える
・ワガママになる
・お漏らしをする
・いつもよりよく喋る
・ママから離れない
・幼くなる
どうしてこういった変化が現れるのかというと、自分を守るための防衛本能なんです。
でも、それを気にしない・放っておくと悪化してしまう可能性があります。
コロナのこと、子どもに伝えてる?

子どもが知らず知らずのうちに抱えてしまっているコロナによるストレス。
その原因の一つに、お子さんがコロナのことを理解していなかったり誤った情報を受け取っていることにあります。
何もわかっていないのに、外で遊ぶことを禁止されたら納得いかないですよね。
また、ニュースでも度々コロナの情報が入ってきてそれも不安を煽られます。
だから、子どもにも分かりやすく説明することも大事なんです!
その時に気をつけるべきポイントを紹介します。
・正しい情報を誤魔化さずに伝える
・要点をまとめて伝える
・子どもの年齢に合った言葉で分かりやすく伝える(イラストを使うのもあり)
・ウイルスのせいであり、誰かのせいではないことを伝える
子どもを不安にさせたくないからと「何も伝えない」のは逆効果の場合があります。
給食の時間が寂しい、運動会が無くなった=学校が悪い
そういうことのないように「正直に伝える」
これが大事なんです。
小さい子はニュース映像を見て不安になることがあるので、見せすぎにも注意しましょう!
コロナ禍でやるべきことは

安心、安全のためにママやパパが子どもにできることはこちらです
♦日常生活を維持する
♦一緒に考える
♦おうちでできる遊びを考える
まずはコロナで環境の変化はあっても日常生活をコロナによって変えないことが大切です。
・同じ時間に起きる/寝る
・食事を3食きちんととる
・(小学生の場合)学校が休みでも同じように勉強する など
また、コロナ禍での感染対策についてやおうちでのルール、外に出られない場合は他に何ができるのかを一緒に考えましょう!
コロナ禍でも子どもと楽しくできる遊びについてはこちらを参考にしてください♪
コロナでも遊びたがる子どもたちへ
ママも頑張り過ぎないで

コロナによる影響と解決法を紹介しました。
子どもだけでなく大人のケアも大事です!
ママやパパも同じように疲れていますよね。精神的負担も大きいので相談できる相手を見つけること、自分の趣味をするなどリラックス法を見つけましょう。
決して一人で悩まないでくださいね。