皆さんオリンピックの中継は見ていますか?
もうすぐ終盤に差し掛かり、日本がどれだけメダルを獲得できるか
どんな試合を見せてくれるのか、まだまだ楽しみです♪
さて、私が震えるほど魅了された東京五輪の競技は
今大会から採用された『空手・形』です!
惜しくも金メダルを逃し銀メダルを獲得した空手女子形の清水希容選手の演武に
とても感動しました!
今回はそんな空手についてまとめました!
空手の魅力とメダリスト・清水希容&喜友名諒の凄さ

8月5日、空手・女子形の決勝が行われ、日本の清水希容選手が出場しました。
スピードが武器の清水選手は、静寂の中、速さを感じさせる音を響かせながら
キレのある所作と迫真の表情で会場に居る人々を惹きつけました。
得点は27.88点。相手のサンドラ・サンチェス選手は28.06点と僅差で敗れ、銀メダルとなりました。
翌6日、空手・男子形に世界ランク3位の喜友名諒選手が出場し、
力強い突きや蹴り、軸がぶれない安定感のある演武を披露し、28.72点と高得点!
相手に1.06点の差をつけ金メダルを獲得しました!
空手で日本選手として初めての快挙です!
空手・型の魅力
空手の形はスポーツなのか?と思う人もいるかもしれませんし、
なかなか素人には採点基準が分からず難しいですよね 😕
ですがスピードや勢い、その人が持つ気持ちの強さが形によって表すことができます。
空手には身体と精神を鍛えることで豊かな人間性を育むという意図もあります。
インタビューを受ける清水選手の凛々しさや礼儀正しさが素敵だと感じたのも
空手という礼節を重んじる心を大切にしているのだと思います。
形は自分との戦い?空手の組手・形の違い

組手
攻撃の技は「突き」「蹴り」「打ち」の3種類あります。
攻撃は決められた箇所に行わなければならず、良い姿勢で威力のある攻撃が求められます。
適切にコントロールされた技がポイントになります。
形
7名による審判による採点で勝敗が決まります。
形は相手が目の前に居ないため、いかに相手の動きを想定して演舞するかが
ポイントなので、ライバルは自分ともいえます。
空手で身につく礼儀作法

清水選手や喜友名選手はもちろん、試合に出場する選手の皆さんの礼儀正しさに目がいきました。
銀メダリストとなった清水選手は空手についてこのように語っています。
「武道というものは礼に始まり礼に終わる。子供の頃からずっとそう教わってきている」
また、金メダルを獲得したスペインのサンドラ・サンチェス選手は勝利後、
相手側である日本のコーチ陣に対して正座で感謝を表現し、
SNSでもこの立ち振る舞いに称賛の声が上がり大きな話題になりました。
空手を習う選手の皆さんに礼儀作法がしっかりと身についているのですね!
空手のルーツは?

空手発祥の地は沖縄
空手の発祥の地は、15世紀に成立した琉球王国。現在の沖縄県です。
琉球王国に中国拳法が伝わります。
中国武術の要素を取り入れたものが琉球独自の「手(てぃー)」と呼ばれる武術に変化します。
大正時代になってから本土に伝わりました。
武道振興団体の大日本武徳会が空手を「日本の武道」と認めたのは1933年になってからです。
この頃、「空手道」という呼称ができました。
まとめ
清水選手は惜しくも銀メダルでしたが、私には違いが分からないくらい
素晴らしかったです!金メダルを獲得した選手はパワーがありましたね!
演武だけでなく、受け答えなどで見せる礼儀を重んじる姿勢がとても素敵だと思います!
今大会から採用された競技なので、まだ認知度は低いのかもしれません。
ですから今大会をきっかけに世界中で空手が広まるきっかけになれば良いと思います!