開催中の東京オリンピック!
日本勢が続々とメダルを勝ち取る一方、数々のメダル候補選手が敗退するなど大波乱も起きています 😥
そんな中、私も応援していたバドミントンの桃田賢人選手が敗退し、メダルを逃しました…。
それでも、試合後のインタビューで言い訳を口にすることなく真摯に受け答えをする桃田選手に心を打たれました。
今回は桃田賢人選手の、本大会までに波乱万丈だった5年間を振り返ります。
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桃田賢人選手の功績

香川県出身のバドミントン選手。
BWF世界ランキング最高位は1位。
2014年トマス杯金メダリスト。
2015年にBWFスーパーシリーズ男子シングルスで日本人初優勝。
繊細なネットプレーとスタミナが持ち味で、2019年全英オープンやアジア選手権、
WTFワールドツアーファイナルズ等を制して史上最多となる11回の優勝を成し遂げる。
世界ランキング1位で臨んだ東京五輪では、第1次リーグ敗退という結果に終わる。
不祥事で途絶えたリオ五輪の道

リオデジャネイロ五輪を4か月後に控えた2016年4月、
桃田選手の都内の違法カジノ店での賭博行為が発覚します。
日本バドミントン協会は、桃田選手に無期限の競技会出場停止処分を下しました。
それにより、メダル候補の一角として期待が膨らんでいた同年のリオ五輪は出場することが出来なくなってしまいました。
マレーシアでの交通事故と復活

2020年1月、謹慎から復帰した桃田選手はマレーシアで開かれた『BWFバドミントンマレーシアマスターズ2020』で優勝。
その翌朝、まさかの交通事故に巻き込まれてしまいました。
マレーシア遠征からの帰り、クアラルンプール国際空港に移動中、
桃田選手が乗っていた車が前方のトラックに衝突する交通事故に遭いました。
運転手が死亡する大事故に巻き込まれた桃田選手は帰国後、
『右眼窩底骨折』と診断され、緊急手術をしました。
懸命なリハビリを経全日本選手権で全日本総合選手権に出場し、
復帰戦で見事優勝を果たします。
それから現在に至るまで、世界ランキング1位をキープしています。
実戦経験不足と世界ランク1位の重圧

桃田選手は事故後に右目ケガのリハビリを終えると、
今度は新型コロナウイルスの影響でバトミントンの大会は軒並み中止に。
2021年1月には桃田選手自身がコロナに感染し、結局、マレーシアでの事故後の1年7か月で出場できた国際大会は今大会で2つ目と、
実戦経験がとても少なかったのです。
さらに、世界ランキング1位という『勝って当たり前』という国民の強い期待を背負って戦わなければいけませんでした。
試合に勝ち進むためには余力を残さなければならず、それに対して全力で桃田選手に勝負を挑む相手と戦わなければなりません。
追われる立場というのはかなりのプレッシャーを感じてしまいそうですね…。
困難を乗り越えて世界の舞台に立つ

自身の不祥事により世間から大きなバッシングをうけた桃田選手でしたが、
謹慎期間を経て復帰後は「支えていただいた方に恩返しをしたい」という思いで真摯にバドミントンに向き合っていたといいます。
謹慎後はマナー面でも変化を見せ、試合中も相手への気遣いと敬意を見せる桃田選手の態度は
世界からも称賛されています。
事故やコロナで状況が再び大きく変わってしまいましたが、
それでも東京五輪という大舞台に日本代表として出場しました。
まとめ
世界ランク1位
つまり、「メダルをとって当たり前」と世間から期待されているため、
その重圧は余程のものだったと思います。
それでも、これまで支えてきてくれた人たちへの感謝を忘れず、
メダルを目指して戦った桃田選手はたとえメダリストになれなくても素晴らしい選手だと感じます。
東京五輪でのバドミントンの試合では他にも、女子ダブルスでメダルが有力視されていた
『フクヒロ』『ナガマツ』両ペアが敗退するなど波乱が続いています。
応援する側はどうしてもメダルを期待してしまいますが、メダルを獲得できる実力を持っていることは事実ですし、
オリンピックという大舞台で日本代表として戦ってくれた選手たちに拍手を送りたいです 😆 !!